岩手)地元出身のNSP特集、広報に全国から「ほしい」

有料記事

泉賢司
[PR]

 一関高専出身の3人組のフォークグループ「N.S.P」を特集した岩手県一関市の広報紙(6月1日号)が話題を呼んでいる。市には全国のファンらから「送ってほしい」という依頼が相次ぐ。想定外の反響に市は、「一関市を知ってもらうきっかけになれば」と期待している。

 広報紙全24ページのうち、表紙を含めて6ページにわたって特集。リーダーで一関市出身の天野滋さん(2005年死去)らメンバー3人が並ぶ表紙写真はセピア調で、活躍した「昭和」の雰囲気が伝わってくる。

 特集では高専在学中の1972年の結成からメジャーデビュー後の活躍を紹介。宮古市出身の中村貴之さんと花巻市出身の平賀和人さんから寄せられたメッセージや2人の下宿先、73年の「ヤマハポピュラーソングコンテスト」に出場を推薦した同市大町の「さとう屋楽器店」夫妻の思い出、ヒット曲「夕暮れ時はさびしそう」ゆかりの地の磐井川河川敷なども取り上げた。

 広報紙は4万8千部作製して…

この記事は有料記事です。残り826文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら