和歌山)津波の日サミット参加の高校生、防災活動を継続

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本間ほのみ
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 日本を含む世界48カ国の高校生らが昨年10~11月に県内に集まり、防災について考えた「『世界津波の日』高校生サミット」。そこに参加した県内の高校生2人が、地域の防災のために活動を続けている。サミットで調べたことなどをまとめて自治体に提案し、7月には防災を学ぶイベントも開催する。

 2人は田辺高校の山下歩里さん(3年)と山本ひとみさん(同)。サミットに参加するにあたり、まず2人は昨年8月、外国人の津波に関する知識を調べるため、JR紀伊田辺駅や白良浜などで外国人観光客らを対象にアンケートをした。

 30人に聞いた結果、地震が起きた時の避難場所がわからないと答えた人が80%だった。日本で避難表示を見たことがないと答えた人は65%。見たことがあるとした人たちでも、その7割以上が「電車の中で見た」と答えた。

 あちこちに避難表示の看板は…

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