「お得」携帯プランは吟味が必要 大手3社も楽天に注目

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井上亮
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 携帯電話大手のKDDI(au)とNTTドコモが、通信料を最大4割安くする新料金プランを打ち出した。通信契約を条件に端末代を割り引く「セット販売」が、法改正により秋からできなくなるのを見据えた動きだ。政府の思惑通りに通信料は下がりそうだが、端末代は実質値上げが見込まれる。どのプランが「お得」かは、これまで以上に吟味する必要がある。(井上亮)

 13日にKDDI(au)が発表した新通信料プランは、先行するNTTドコモへの対抗姿勢が明確だ。

 最安なのは使った分によって料金が上がる「ピタットプラン」。家族3人以上で加入する条件で、月のデータ使用量が1ギガバイト(GB)以下の場合、月1980円(税抜き、以下同じ)。今のプランと比べ約3割安くなる計算だ。

 ドコモの最安料金も使った分だけ料金が上がる「ギガライト」で、家族3人以上で加入すると、月に1GB以下の場合は月1980円。最安料金は2社で「横並び」だ。

 もっとも、2社ともに割引幅が大きいのは、家族割引などを併用した場合。ない場合は割引が小さく、逆に割高になるケースもあることには注意が必要だ。

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 KDDIが独自プランとして…

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