大阪)箕面延伸を3年延期 北大阪急行、埋蔵物発見で

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永井啓吾
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 北大阪急行千里中央駅(大阪府豊中市)から北の箕面市内へ約2・5キロ延伸する事業について、箕面市と北大阪急行は7日夜、開業目標を当初の2020年度から3年延期して23年度にすると発表した。土地買収の遅れと、地下埋蔵物の発見による工期の見直しが原因という。

 箕面市によると、高架区間で基礎杭を打ち込む部分の地下から、昔の国道423号の擁壁らしい全長150メートル、厚さ最大1・4メートル、高さ最大3メートルのコンクリート壁が見つかり、撤去している。トンネルが千里中央駅と連結する部分でも「土留め壁」の存在がわかり、工期の見直しが必要となった。17年7月に終わる見込みだった用地買収は18年12月までかかった。総事業費は当初予定の約650億円で変わらないという。

 延伸線の駅名は、北側の終点駅が「箕面萱野(かやの)」、南側の中間駅が「箕面船場阪大前」。開業すれば箕面萱野から大阪メトロの梅田までが24分で結ばれる。

 倉田哲郎・箕面市長は「開業…

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