自爆ドローンや原子力魚雷…ロシア、無人兵器の開発次々

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中川仁樹
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 自動小銃で知られるロシアのカラシニコフ社が2月、自爆攻撃ができるドローン(無人機)「KYB」の実験映像を公開した。映像では、KYBは上空から、ほぼ垂直に標的に突っ込み、爆発。ロシアメディアは「カミカゼ・ドローン」と紹介している。

 ロシアの経済紙RBCによると、KYBは時速80~130キロで30分間の飛行が可能。最大3キロの爆弾を搭載し、標的に近づいて自爆する。カラシニコフ社を傘下に持つロシア国営ロステクのチェメゾフ社長は「どんな場所にいる標的でも到達できる。これまでの迎撃システムでは対応できない効果的な兵器だ」と自信を示した。

 ロシアは米国との対立激化もあって新兵器の開発に力を入れており、重点分野の一つが無人兵器だ。

 プーチン大統領は20日の年…

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