福島)世界奪取へ 郡山出身37歳ボクサー、25日挑む

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見崎浩一
【動画】ボクシングの世界タイトル戦に挑む大竹秀典選手=見崎浩一撮影
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 福島県郡山市出身のプロボクサー大竹秀典選手(37)が米国で25日(日本時間26日)、世界ボクシング機構(WBO)スーパーバンタム級のタイトルマッチに挑む。同級6位の大竹選手は約4年ぶり2度目の世界戦。最終調整も順調といい、「応援し続けてくれている地元の仲間や家族に恩返しをしたい」と世界タイトル奪取を誓った。

 タイトルマッチは、米アリゾナ州グレンデールで行われる。相手はガーナ出身の王者アイザック・ドグボエ選手(23)。19戦19勝、13KOの実力派で「最強王者」と評される。一方、大竹選手の戦績は36戦31勝(14KO)2敗3分け。今回のタイトルマッチで勝利すれば長谷川穂積選手が持つ35歳9カ月の国内男子最年長記録を更新する。

 大竹選手は日大東北高、仙台市の専門学校を卒業し、21歳の時、スポーツジムでシャドーボクシングを見て興味を持った。郡山市内のボクシングジムで練習し、2004年、プロを目指して上京。名門・金子ジムの門をたたき、24歳でプロテストに合格した。

 接近戦が得意で、勝負勘の鋭…

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