静岡)季節来遊魚、伊豆の海彩る

有料記事

【動画】伊豆の海を彩る南から来た魚たち=岡田和彦撮影
[PR]

 31日で、暑かった今年の8月も終わった。だが、伊豆の海の中はまだ夏の盛り。黒潮が南の海から連れてきた魚たちが彩りを添えている。

 リボンのような長いヒレをひらめかせながら舞うように泳ぐツノダシ。四角い小さな黄色の体に、黒の水玉模様が可愛らしいミナミハコフグの幼魚。イソギンチャクの周りをくるくると泳ぐミツボシクロスズメダイの幼魚。

 ダイバーが季節来遊魚と呼び、到来を心待ちにしている魚たちを、魚類学者は死滅回遊魚と呼ぶ。南国生まれの魚たちは、水温の下がる冬を越すことができないからだ。

 しかし、中には越冬に成功し…

この記事は有料記事です。残り133文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら