福田次官「録音の声、自分のものか分からぬ」 一問一答

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【動画】辞任を表明する財務省の福田淳一事務次官
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 福田次官の記者団との主なやり取りは以下の通り。

(冒頭発言)

 週刊誌に掲載された記事は事実と異なると考えており、裁判の中で争っていきたい。財務省が厳しい状況に陥っている中で、このような報道が出てしまったことは不徳のいたすところ。報道後の現状を鑑みると、財務事務次官としての職責を果たすことが困難な状況だと考え、先ほど麻生財務大臣に辞職を申し入れ、了解された。ご迷惑をかけた関係者のみなさまにおわびを申し上げたい。

 ――音声は自身のものと認めるか。

 録音された声が自分のものかどうかはよく分からない。ただ、福田の声に聞こえるという方が多数いることは知っている。

 ――女性記者とあのような会合を持った記憶はあるか。

 新聞記者とは男女を問わずというか、男性記者を中心に会合を持ったことはある。ごく少人数、あるいは一対一で会合を持つことはある。ただし、あそこに書かれてるような発言をしたことはない。

 ――音声の相手は誰か記憶しているか。

 分からない。

 ――録音のような発言をした記憶はないということか。

 あんなひどい会話をした記憶はない。

 ――相手は接客業の女性と考…

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