奈良)大安寺旧境内 南都・有力寺院の面影残る

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田中祐也
【動画】ぶらっとやまと遺跡散歩 南都七大寺の一つ大安寺=田中祐也撮影
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 3月上旬、南都七大寺の一つ、大安寺(奈良市大安寺2丁目)を訪れた。平日でも参拝者が次々と訪れる境内で、奈良市埋蔵文化財調査センターの村瀬陸さん(27)と待ち合わせていた。

 「奈良時代の境内は現在の25倍もあり、金堂や講堂、東塔、西塔もあったんです」。村瀬さんが教えてくれた。

 境内の大半はその後、住宅や農地に変わったが、地下には奈良時代の遺構が残っている。戦後の発掘で南大門や講堂、僧房などの姿が明らかになってきた。

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 村瀬さんの案内で大安寺から…

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