千葉)3万のすまし顔、春告げる 勝浦・ビッグひな祭り

稲田博一
【動画】ひな人形3万体、かつうらビッグひな祭り始まる=稲田博一撮影
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 外房に春を告げる「かつうらビッグひな祭り」が23日、勝浦市で始まった。市芸術文化交流センターキュステや勝浦中央商店街など市内各所に計3万体のひな人形が飾られた。3月4日まで。

 最も人気なのが市内中心部の遠見岬(とみさき)神社。この日は朝まで雨だったが、午前8時から60段の石段に約1800体が飾られ、多くの観光客が訪れた。近くの覚翁(かくおう)寺山門前には600体、国道128号の墨名(とな)交差点には800体が飾られた。

 キュステではホール内に26段約6千体が並べられたほか、階段に日本最大級の高さ約1メートルの享保雛(びな)、会議室などには豪華な御殿雛など約2千体が並んだ。ここのみ有料で、入館料300円(中学生以下無料)。

 徳島県勝浦町から、2001年に7千体の人形を譲り受けて始まった。問い合わせは市商工観光課(0470・73・6641)。(稲田博一)

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