柔道代表、国際合宿で火花 「得意技見せすぎたかな」

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野村周平
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 リオデジャネイロ五輪前に柔道日本代表が参加する最後の国際合宿が、スペイン・カッセルデフェルスで開かれている。女子57キロ級で2連覇を目指す松本薫(ベネシード)や男子代表全選手らが参加。本番を踏まえながらの調整は、最終段階に入っている。

 男子代表が現地で本格的に始動した3日朝。軽めのランニングで汗を流した選手たちに、井上康生監督が語りかけた。「これからはどんな時も本番を想像してくれ。練習はもちろん、合間の昼休みだって、五輪の試合と試合の間をイメージして過ごすんだ」。一同の顔が引き締まった。

 欧州柔道連盟主催の国際合宿には約70カ国から700人の選手、コーチらが集結。強豪が目白押しで、男子100キロ超級の絶対王者リネール(仏)を筆頭に日本のライバルたちが汗を流す。100キロ級で世界ランク6位の羽賀龍之介旭化成)は同2位のマレ(仏)と乱取りし、本気で向かってくる相手を得意の左内股で投げた。「ちょっと見せすぎたかな。でも、いい練習になった」

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