(各駅停話)椎柴駅 無人駅、酒と音楽に乾杯
福田祥史
午後4時。無人の椎柴駅舎に明かりがともる頃、30メートルほど離れた地酒バー「酒論(サロン)たかしま」で、店主の高嶋輝和(てるお)さん(59)が妻の初江さん(57)と開店準備にかかる。
隣で各地の銘酒を扱う酒店を経営する。バーは「ネットで何でも買える時代。銘柄人気でお客さんを待つんじゃだめ。関係を深めたい」と6年前に始めた。
10月下旬の金曜夜、蔵の雰…
午後4時。無人の椎柴駅舎に明かりがともる頃、30メートルほど離れた地酒バー「酒論(サロン)たかしま」で、店主の高嶋輝和(てるお)さん(59)が妻の初江さん(57)と開店準備にかかる。
隣で各地の銘酒を扱う酒店を経営する。バーは「ネットで何でも買える時代。銘柄人気でお客さんを待つんじゃだめ。関係を深めたい」と6年前に始めた。
10月下旬の金曜夜、蔵の雰…