チーンジャラジャラウィンウィン(小原篤のアニマゲ丼)

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 十数年前に初めてパチンコをしたらチーンジャラジャラと玉がウン万円に化けて……という体験談は、安藤健二さんの労作ルポ「パチンコがアニメだらけになった理由」(洋泉社)を紹介した2011年2月28日の本欄「パチンコがアニメだらけに」で書きました。今回もパチンコとアニメの話。デジタルハリウッド大学国際アニメ研究所主催「アニメ・ビジネス・フォーラム+2014」(2月12日)で、アニメ映画「ベルセルク 黄金時代篇」3部作やテレビアニメ「キルラキル」をプロデュースした鎌形英一さんの講演「アニメビジネスの新しいパートナーとしての遊技機業界」を聴いてきました。

 鎌形さんは、ソニー系のアニプレックスでアニメビジネスの立ち上げに従事し、現在はパチンコ・パチスロメーカー「フィールズ」のグループ企業ルーセントピクチャーズエンタテインメントの社長を務めています。パチンコとアニメの蜜月というか相互依存関係は「パチンコがアニメだらけに」の時とそうは変わらないものの、鎌形さんのお話はとても分かりやすくて、面白かったです。

 「アニプレックスにいた頃は、アニメのビデオや楽曲をどう売るかが求められた。7年くらい前からフィールズをパートナーとしてどうパチンコで売るかを求められている。映像作品のプロデューサーというのは、時代時代のパートナーを見つけるのが仕事。いまアニメを作ろうとしたときパチンコ・パチスロ業界は大きなパートナーになる、ということをお伝えしたい」

 「放送局と時間帯によるが放…

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