フォトギャラリー　平成編１３（２００１年）

１月、第５６回国民体育大会冬季大会スキー競技会（ながの飯山国体）の開会式で、観客の拍手に応えながら会場に入る皇太子さまと雅子さま

４月、春の園遊会で、前国連難民高等弁務官の緒方貞子さんらと歓談する皇太子さま。雅子さまは、ご懐妊の可能性があり園遊会を欠席された。手前は天皇、皇后両陛下。ノーベル化学賞を受賞した白川英樹・筑波大名誉教

５月、東京都渋谷区の明治神宮会館で行われた全国赤十字大会で、功労者を表彰をする皇后さま

５月１５日、雅子さまがご懐妊。東京・新宿にあるアルタの大型画面でも「宮内庁が正式発表」とニュースを伝えた。出産予定は１１月下旬から１２月上旬で、この時点で妊娠３カ月との内容だった

雅子さまのご懐妊が報道され、東京都目黒区のご実家におめでたい様子を取材しようと集まった報道陣

６月、皇居で開かれたメキシコ大統領との午餐で、同国の外交団と談笑する雅子さま。左は天皇陛下

７月、天皇、皇后両陛下は日光田母沢御用邸記念公園を視察。皇太子時代に太平洋戦争末期だった１９４４年７月から約１年間、疎開生活を送った旧御用邸の皇后御座所２階にある御学問所から、感慨深げに庭を眺められた

御用邸記念公園の庭で説明を聞いている最中に、天皇陛下の頭にとまったトンボをとろうとそっと手を伸ばす佐藤正宏侍従

８月、千葉の美術館で開かれた「現代根付展」にコレクションを出品。江戸時代からの伝統工芸として世界各地に愛好者を持つ極小彫刻への思いを、ホットケーキを彫った現代の作品を手に語る高円宮さま。背後の棚も根付

皇太子さまは栃木県那須町の茶臼岳に登山。清掃に来ていた地元中学校の生徒たちに近づき、笑顔で声をかけられた

１０月、来日したスウェーデンのビクトリア皇太子（スウェーデン初の女性王太子）を東宮御所の玄関で迎える皇太子さまと雅子さま

静岡県富士市で、囲碁を日々の生活に取り入れている福祉施設や保育園の園生、職員が参加する「第２回ふじカップふれあい囲碁ゲーム静岡大会」の会場を訪れ、にこやかに子どもたちに話しかける皇后さま

１１月、秋の園遊会で招待者に笑顔で言葉をかける常陸宮妃華子さま（右）、紀宮さま

３６歳の誕生日を前に記者会見する秋篠宮さまと紀子さま

三重県を訪問し、視察先の県立看護大学で手を振る天皇陛下に、歓声をあげる学生たち。カメラで陛下を撮ろうとする学生が多いのは「平成」流が浸透してきたからか

伊勢神宮を参拝された皇后さま。ローブモンタントで、手に扇子をお持ちになっている

雅子さまのご出産が予定されている宮内庁病院がある皇居・東御苑側を空から見る。右上から北桔橋門、その左に江戸城天守台跡、丸い屋根の桃華楽堂と楽部、左側芝生の上が忠臣蔵で有名な松の廊下跡。左上は（上から）

２００１年１２月１日午前０時過ぎ、雅子さまのご入院を受け、記者会見する岡弘文・宮内庁総務課長。「ご陣痛はありませんが、分娩（ぶんべん）のご兆候がおありなので、１１月３０日午後１１時２５分、宮内庁病院に

１日、雅子さまが女の新宮さまを出産され、見舞われた後に笑顔で宮内庁病院を出る皇太子さま

雅子さまのご出産の明るいニュースが街に流れ、東京・新宿駅前で配られる号外を受け取る人たち

雅子さまを見舞った後、宮内庁病院を出る両親・小和田恒さんと優美子さん

小和田家の先祖の出身地・新潟県村上市で、冬にもかかわらず新宮さまの誕生を祝い祭り屋台のオシャギリが運行された

雅子さまのご出産を受け、ご実家に近い東京都目黒区の洗足商店街にある果実店では、提灯を掲げ奉祝ムードを高めていた。小和田邸をひと目見て、おめでとうセールが行われた商店街で記念に買い物をしようという人たち

小和田邸を訪れ、レンズ付きフィルムのカメラを取り出して記念撮影を行う女性もいた

東京・八重洲のオフィスビルに点灯された「寿」の文字。手前はＪＲ東京駅

２日、雅子さまと新宮さまの出産見舞いを終えられ、宮内庁病院を出る天皇、皇后両陛下。見送るのは皇太子さまと八幡和彦副院長

宮内庁庁舎前にお祝いの記帳をする人たちの長い列ができた

１２月７日、お名前「愛子」とご称号「敬宮」を発表する岡弘文・宮内庁総務課長（右）

皇太子さまに付き添われ、宮内庁病院を出る雅子さまと白いおくるみを着て眠る愛子さま

敬宮愛子さまの御称号と御名が記入された皇統譜に湯浅利夫宮内庁長官が署名をした