みんな・桐島ローランド氏落選「次につなげたい」　東京

　みんな新顔の桐島ローランド氏は、落選の見通しが伝わると、港区の事務所に現れた。支持者らを前に「準備期間が短く、力不足だった。大切な東京で議席を落としたことに責任を感じている」と語った。一方で「ぜひ次につなげたい」と述べ、政治活動を続けることに意欲を示した。

　党の候補者選びが難航した末、公示の約２週間前に立候補を表明。遊説活動を地方議員が支え、渡辺喜美・党代表や母で作家の桐島洋子氏も度々、応援に駆けつけた。

　「グローバルな視点で日本の良さを世界にアピールできる」とし、伝統工芸や食文化のブランディングを主要政策に挙げた。脱原発の訴えにも力を入れ、「電力市場の自由化により原発を淘汰（とうた）し、再生可能エネルギーの活用も進める」と呼びかけた。