(ひと)松中みどりさん 小尻記者悼み37年、きょう最後の「青空表現市」を開く

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 「散弾銃から放たれた銃弾は、いまも私たちの心に刺さったままです」

 1987年の憲法記念日の夜、朝日新聞阪神支局を目出し帽の男が襲い、記者2人が殺傷された。「赤報隊」による問答無用の凶行に衝撃を受けた。

 当時は大学を出たばかり。フィリピンへ行き、貧困と差別に苦しむ人たちの支援をしていた。その帰国…

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