定家の情熱、木箱にひっそり 細かな筆致「これほどとは」 古今和歌集注釈書の原本

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 「文書の正倉院」とも言われる冷泉家の蔵の奥深くに、国宝級の書物が眠っていた。時代を代表する歌人にして古典研究の大家、藤原定家が自筆でしたためた古今和歌集注釈書の原本だ。専門家からは「これほどのものがあったとは」と驚嘆の声が漏れる。▼1面参照

 失われたと信じられてきた「顕注密勘(けんちゅうみっか…

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