(語る 人生の贈りもの)横尾忠則:11 矛盾はらむジョンは「懐中電灯」

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 ■美術家横尾忠則

 「このところ、日本は賞に見放されているから、君が版画で賞を取ってくれないか」

 《1969年、パリ青年ビエンナーレの日本側コミッショナーを務める美術評論家の東野芳明さんから電話があった》

 東野さんは、僕みたいなサブカルチャー的な存在で現代美術を刺激する考えだったと思う。「…

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