研究不正招く仕組み、改善されぬまま STAP細胞騒動から10年、現状は

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 「STAP(スタップ)細胞はあります」

 10年前の4月9日、理化学研究所の研究者はこう述べた。英科学誌ネイチャーに発表した論文の捏造(ねつぞう)が認定されたことに対し、会見で細胞の存在を主張したのだった。その後、論文は撤回された。研究不正に対する注目は集まったが、改善策には結びつかなかった。そう…

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