(あすを探る 現代社会・アジア)日本に脱出、新たな一衣帯水 安田峰俊

有料記事

[PR]

 先日、神保町にある中国人経営の書店で、中国語で講演する機会があった。近年は中国の体制に疑問を持った富裕層や知識人らが日本に脱出する「潤(ルン)」という現象が盛んで、都内には書店の形式をとった中国知識人のサロンが、少なくとも3カ所ある。

 講演のテーマは日本人の対中認識と、日本国内の中国言説だ。内閣…

この記事は有料記事です。残り1066文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら