(e潮流)脱炭素、「市民の熟議」を国も 石井徹

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 各地で「気候市民会議」が広がりつつある。

 すべての人に無縁ではない気候変動問題について、無作為抽出、つまり「くじ」によって選ばれた市民が丁寧に話し合い、解決策を見つけていく。その手法は、熟議民主主義やミニパブリックスと呼ばれ、議会による間接民主主義の欠点を補うものとして期待されている。

 欧州で…

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