(語る 人生の贈りもの)操上和美:11 2人の父、それぞれの北海道
■写真家・操上和美
おやじと仕事の話をしたことはほとんどありません。若いころ正月に帰省して「最近仕事が来るようになって少し楽になった」と話すと、うぬぼれるなと言うような昔気質の人でした。
故郷を捨てるように東京に出てきたけど、1994年に父が死んで、おやじが84年を生きた北海道という場所をち…
■写真家・操上和美
おやじと仕事の話をしたことはほとんどありません。若いころ正月に帰省して「最近仕事が来るようになって少し楽になった」と話すと、うぬぼれるなと言うような昔気質の人でした。
故郷を捨てるように東京に出てきたけど、1994年に父が死んで、おやじが84年を生きた北海道という場所をち…