(日曜に想う)「小さい」からこそ変わる社会 論説主幹代理・沢村亙

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 小さな蛙(かわず)ならば井戸の外の世界に跳びはねることもできるが、なまじからだがでかいと、つかえて出られない――。何年も前のある会合で、日本をよく知る外国の知識人が日本停滞の理由を、そんなたとえで説明していたのを思い出す。

 人口減、円安、国内総生産4位。縮みゆく日本の前途が案じられる時代にこそ…

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