(阪神・淡路からのメッセージ:上)街のむ炎、助けられなかった

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 (1面から続く)

 ■同時多発、消防出動できぬまま

 都市部が直撃を受けた1995年の阪神・淡路大震災では、発災直後から神戸市内で「同時多発火災」が発生。消防が出動できないまま延焼を続ける地域が相次いだ。

 長田区の菅原市場周辺もその一つだ。出火から2時間半以上が経った午前8時半ごろ、近隣の垂水…

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