(絶たれた明日 被爆78年:1)お父ちゃん、お母ちゃん、助けて

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 (1面から続く)

 「行って参ります」

 13歳の森本幸恵(さちえ)さんはその朝、元気に家を出て、広島市中心部に向かった。

 建物を取り壊して空襲時の延焼を防ぐ「建物疎開」の作業に、同級生らと動員されていた。

 午前8時に休憩になったので友だちと座っていると、しばらくして周囲が騒ぎ出した。

 「…

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