(ウクライナ侵攻の現場から:14)引き裂かれた家族、救い求めた空
自分はウクライナに見捨てられたんじゃないか――。2022年9月、ロシアの捕虜となって4カ月が過ぎた。アンドリー・ミヒロフさん(32)の頭にはそんな不安が消えなかった。限界に近かった。
「ウクライナはお前たちを心配なんてしていない」「じきロシア軍が勝つ」
拘束施設ではロシア語でそんな言葉を聞かさ…
自分はウクライナに見捨てられたんじゃないか――。2022年9月、ロシアの捕虜となって4カ月が過ぎた。アンドリー・ミヒロフさん(32)の頭にはそんな不安が消えなかった。限界に近かった。
「ウクライナはお前たちを心配なんてしていない」「じきロシア軍が勝つ」
拘束施設ではロシア語でそんな言葉を聞かさ…