(現場へ!)こどもの里と釜ケ崎:2 「必ず全力で助けてくれる」

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 大阪市西成区の古い木造家屋の一室に男の大声が響いた。「お母さんはどこ行ったんや。どうしても言わんのやったら、別のとこ連れて行ってもええんやで」。別のとこって、私、売り飛ばされるの?

 高校3年生だった大谷純は恐怖に震えた。

 その数時間前、母と4人の弟と暮らすアパートを目つきの鋭い若い男が訪ねて来…

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