あなたの「知りたい」、より深く 朝日新聞社のバーティカルメディア

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 朝日新聞社は、趣味や関心が多様化している時代に合わせて、一人ひとりの人生に寄り添った様々なウェブメディアを展開しています。知りたい分野のもっと詳しい情報と、深く掘り下げた心に届く読み物。そんな四つのバーティカルメディア(VM)を紹介します。

 ■子どもの情熱、非認知能力の入り口 ライフコーチ、ボーク重子さん

 最近、注目を集めている子どもの「非認知能力」。4年前に長女が米国の大学奨学金コンクールで「全米最優秀女子高校生」に選ばれ、子育てや教育についての執筆や講演活動をしている米・ワシントンDC在住のボーク重子さん(55)に、非認知能力の大切さについて語ってもらいました。

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 娘が通っていた米国の小学校では宿題がなかったので、「勉強しなさい」と言ったことがありません。学校が大事にしていたのは、自分から「やりたい」という気持ちを持つこと、そして好奇心や探究心を育むことでした。家でも疑問がわけば、「ママ、これなぜだと思う?」と聞き、自分で調べるようになりました。

 知りたいという意欲や自分で粘り強く調べる力などは、非認知能力と呼ばれます。偏差値のように数値化できないけれど、目に見えない重要な力。予想もつかない「人生100年時代」の未来を生きる子どもたちには大切な力です。

 非認知能力を身につけるために大切なことは、対話です。家庭で私が心がけていたのは、何でも話せる環境を作ること。子どもが何か言ったときに決して否定しない。たとえ変だなと思うようなことでも、「それってどういうこと? ママに教えて」「なるほど、そういう考え方もあるのね」とどんどん聞き出してあげる。

 そうすると、論理的に考えたり、おかしい点に自分で気づいたりするようになり、思考力が身につきます。どうしたら伝わるかも自分で考えるようになりますよね。

 子ども自身がパッション(情熱)を持てるものを見つけることが非認知能力の入り口だと私は言っています。娘は15個以上、習い事をしました。やめる時期を決めて始めたので、「途中でやめた」体験ではなく、「ここまでは頑張ったね」という成功体験を重ねました。その中で、娘がパッションを持ったものはバレエでした。実際にいろいろと挑戦してみて、夢中になれるものを見つけることが大切だと思います。(聞き手・平岡妙子

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 ぼーく・しげこ 1965年生まれ、福島県出身。ライフコーチ。著書に「『非認知能力』の育て方」(小学館)や「世界最高の子育て」(ダイヤモンド社)など。

 ■「夢中」に出会える習い事、紹介

 「子どもには夢中になれるものを見つけてほしい」。ボーク重子さんの思いは、子を持つ親なら誰もが同じです。でもどうやって見つければいいのか――。

 保護者からの声や悩みを聞いて、昨年11月、子どもが夢中になれる習い事や学びに出会えるサイト「みらのび」を立ち上げました。

 そこで今の子どもたちに身につけてほしい力を、「やりぬく力」「探究心」「じょうぶな体」「課題発見」など12の「未来型スキル」として定義しました。ボークさんが大切にしている非認知能力やOECD経済協力開発機構)の考え方を参考にしました。

 みらのびでは、プログラミングや探究学習など新しい習い事から英語、音楽まで豊富に紹介。子育てコラムや漫画も連載中です。

 今後は地域やジャンル、伸ばしたい力(未来型スキル)から習い事を検索できるサービスも始める予定です。みらのびで本当の“夢中”に出会ってください。(山口真矢子)

 https://miranobi.asahi.com/別ウインドウで開きます

 ■飼い主の疑問、専門家が解決

 家族の一生を守る知識を――。愛犬や愛猫が健康に暮らすために、飼い主としてできることを学べる会員制サイト「まなびばsippo」が始まりました。講義動画やライブ配信では、朝日新聞社のペットメディア「sippo」編集部えりすぐりの専門家が分かりやすく解説します。

 ネット上の情報は真偽を確かめるのが難しく、獣医師さんにはなかなか質問できない。飼い主が適切な知識を身につける場は、意外と少ないのが現状です。

 猫だけを15年にわたって診療してきた東京猫医療センター院長の服部幸先生は「飼い主が知って気をつけていれば防げた誤飲・誤食事故や、早く気づいて治療を始めればよかった病気もあります」と話します。

 まなびばsippoでは「いぬクラス」「ねこクラス」を設定。月額2200円(税込み)でクラス内の動画が見放題です。講義1本だけ見たいという方は550円(同)で視聴できます。

 服部先生のほか、動物行動学の第一人者・入交(いりまじり)眞巳先生や、苅谷動物病院グループ総院長の白井活光(かつあき)先生ら第一線の専門家が講師を務めます。毎月、新しい講義動画が追加され、飼い始めからシニア期、みとりまで、ペットの一生に欠かせない情報を網羅します。

 3月のコースは「愛犬の健康のための基礎講座(自宅でできる健康チェック、かかりやすい病気と予防法を学ぶ)」や「猫が吐いたら?」「猫のトイレ問題の解決法」など多彩です。

 スマートフォンやパソコンがあれば、好きな時間に好きな場所で、何度も繰り返し学べ、講義の資料もダウンロードできます。

 チャット機能を通じて専門家に直接質問できる「ライブ配信」を毎月開催。月額利用を申し込めば無料で参加できます。

 まなびばsippoは、ペットが元気に長生きするために必要な知識を発信し、犬や猫ともっと幸せに暮らせる社会を目指していきます。水野梓

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 ■中小企業、継いだ若者にエール

 中小企業に寄り添うメディア「ツギノジダイ」は、社会問題である中小企業の後継者不足の解決を後押ししたいと、昨年5月に立ち上げました。

 事業承継を円滑に進めるには、利益が出て、後継者が「継ぎたい」と思える会社でなくてはなりません。そのため、経営に役立つ諸制度の紹介や、経営者がどのように課題を解決して売り上げアップや業務改善につなげたのかを伝える経営ストーリーも読者に届けることにしました。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの中小企業にも影響が出ていました。そこで対面取材の代わりに、オンラインでの公開インタビューを開催。星野リゾートの星野佳路(よしはる)代表やホッピービバレッジの石渡美奈社長ら多くの経営者が、若手経営者や後継者に向けて応援メッセージを送ってくれました。

 東京商工リサーチによると、昨年は政府の資金繰り支援で企業の倒産件数が減った一方で、休廃業・解散した企業は約5万件と、この20年で最多となりました。手持ちの資金は確保できても、将来の見通しを持てなかったのではないかととらえています。

 日本は創業100年以上の企業が約4万社あり、世界でも有数の老舗企業が多い国です。国内企業の99%以上を占める中小企業なくして日本の経済は成り立ちません。これからも、経営の役に立つだけでなく、新しい挑戦を後押しできるような情報も届けていきます。(杉本崇)

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 ■土地活用法、手軽に比較

 円満な相続を後押しする「相続会議」では、土地活用のプランを請求できるサービス(https://souzoku.asahi.com/tochikatsuyou/別ウインドウで開きます)をスタートしました。

 ここ数年、相続財産の金額のうち、約4割を土地と家屋が占めています。相続した土地を遊ばせておくのはもったいないが、どう活用したらいいのか。そんな時、実績がある複数の企業の活用プランをまとめて取り寄せ、比較・検討することができます。

 これで、弁護士検索、税理士検索と合わせて三つのサービスを利用できるようになりました。

 相続会議のコンセプトは「想(おも)いをつなぐ、家族のバトン」。相続に詳しい弁護士や税理士らが、遺言の作り方や難しそうな相続税の申告方法などを分かりやすく解説しています。また、相続にまつわる著名人のインタビューなども配信しています。

 「争族」と言われる家族間のトラブルを避けたり、煩わしく感じる手続きを簡単に済ませたりできるよう、今後もみなさんの相続をサポートする様々な情報を発信していきます。(松崎敏朗)

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 ■多様なテーマに特化

 朝日新聞社が運営する「バーティカルメディア(VM)」は、特定のテーマに特化し、深掘りした情報をお届けするウェブメディアです。多様化するニーズやライフスタイルに応えるため、複数のVMを展開しています。

 今回紹介したほかにも、世界の旬な情報を届ける「GLOBE+」(https://globe.asahi.com/別ウインドウで開きます)▼人生を豊かにする本を紹介する「好書好日(こうしょこうじつ)」(https://book.asahi.com/別ウインドウで開きます)▼認知症の当事者とともにつくる「なかまぁる」(https://nakamaaru.asahi.com/別ウインドウで開きます)などがあります。

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