(好書好日)現代の「常識」問う奇書
奇書と言われると思わず手にとってしまうのは本好きの性(さが)ですが、『奇書の世界史』(KADOKAWA、1760円)は、一風変わった奇書紹介本です。内容が奇想にあふれた本というよりも、刊行時は説得力を持っていたのに現代では「トンデモ本」にしか思えない論考や、現代では常識なのに異端として扱われた書物…
奇書と言われると思わず手にとってしまうのは本好きの性(さが)ですが、『奇書の世界史』(KADOKAWA、1760円)は、一風変わった奇書紹介本です。内容が奇想にあふれた本というよりも、刊行時は説得力を持っていたのに現代では「トンデモ本」にしか思えない論考や、現代では常識なのに異端として扱われた書物…