(私の視点)諫早湾と自然環境 開門、今からでも遅くはない 牧野泰彦

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 長崎県諫早湾での干潟埋め立て事業をめぐる裁判で、最高裁は、堤防排水門による湾の閉め切りが沿岸漁業に「影響を与えていない」とする二審判決を支持した。しかし、自然環境に対しては妥当な判断ではない。

 われわれが生きていくために自然環境に手を加えることは避けられないが、必要最小限にすべきではないだろう…

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