(私の視点)地産地消型給食 貧困の悪循環、断ち切る アダマ・バロウ

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 ガンビアの首都から約400キロ離れた小さな村で、私は生まれ育った。地域で唯一のキリスト教系学校に通う恵まれた子どもの一人で、学校で配られる朝食が楽しみだった。大体、トウモロコシや豆の粉を水でといたおかゆか、ピーナツを入れた米のおかゆだった。

 学校は読み書きを学ぶだけの場ではなかった。給食のおかげ…

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