(評・映画)「町田くんの世界」 主役を照らす、大胆な配役

有料記事文化・芸能評

[PR]

 初期の「剥(む)き出しにっぽん」等、インディーズ的な環境で製作された映画での簡素かつ野心的な作風から、製作の座組みが大きくなるにつれ名匠の風格を際立たせるようになっていた石井裕也監督。そんな彼が再び初期の簡素な環境を志向して生み出した野心作が、前作「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」だった。そ…

この記事は有料記事です。残り536文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら