(平成ベスト本)中西寛さんが選ぶ オウム中枢の人物の肉声

有料記事

 (1)アンソニー・トゥー著『サリン事件死刑囚 中川智正との対話』(KADOKAWA、18年刊) オウム真理教が犯した犯罪は間違いなく日本史に残る。その経緯が徹底的に解明されることなく極刑による断罪で終わったことは平成という時代の閉塞(へいそく)感を映し出す。そうした中で米国の一科学者がオウムの中枢…

この記事は有料記事です。残り603文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません