(寂聴 残された日々:11)これからの乙武さん 小説家なら不幸ではない

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 今から17年前の初夏、乙武洋匡さんが後にも先にも一度だけ、京都の私の住み家、寂庵(じゃくあん)へ訪れてくれた。たしか乙武さん、23歳の時だった。早稲田の学生で、すでに「五体不満足」という本を出版して、本は売れに売れ、有名人になっていた。

 その乙武さんと私との対談を、雑誌「現代」が企画した。

 約…

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連載寂聴 残された日々

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