(インタビュー)夏のきわみに思う 映画作家・大林宣彦さん

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 夏のきわみがやってくる。それは敗戦の日と、故人をしのび供養するお盆を同時に迎えるときでもある。一年を通して最も近く感じられる死者たちから、私たちは何を求められているのだろう。時空を超えて死者と生者が共存する世界を映画で描きながら、日本の「敗戦後」を問い続けている大林宣彦さんに聞いた。

 ――生者と死者とが交流する不思議な様子をよく作品で描いています。なぜなのでしょうか。

 「生者と死者の区別があまり…

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