長崎市に約4千件の賛否 イスラエル招待せず米英大使ら欠席の式典で

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小川崇
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 長崎原爆の日の今月9日、長崎市が平和祈念式典にイスラエル代表を招待せず、米英など主要6カ国とEUの大使が欠席したことをめぐり、国内外から市に対して、賛同や抗議など約4千件の反応が寄せられていた。鈴木史朗市長が27日、定例会見で明らかにした。

 鈴木市長によると、反応はメールや電話、市のホームページへの書き込みなど。日本語が2千数百件で、ほとんどが市の決定に賛同する内容だった。一方、英語は約1500件あり、大半が反対の意見だったという。

 イスラエル代表を招待しなかったことについて、鈴木市長は会見で「政治的理由ではない」という従来の考えを繰り返し示し、「どのような判断を行ったにせよ、政治的な影響というのは起こるというふうに改めて思った」と語った。

 また、数多くの賛否の意見が…

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この記事を書いた人
小川崇
長崎総局
専門・関心分野
戦争・平和