三笠宮家の彬子さま、能登の漆芸支援のためクラファン立ち上げ

有料記事

中田絢子
[PR]

 三笠宮家の彬子さま(42)が、能登半島地震で被害を受け、伝承があやぶまれている能登の「漆芸」を支援するため、インターネットでのクラウドファンディング(CF)に取り組む。あわせて漆芸をテーマにした「能」の上演も後押しし、漆芸の現状を広く知ってもらうという。

 漆芸は、日本を代表する伝統工芸の一つ。木の樹液からつくった漆を塗り、さらに金などで装飾を施し、芸術的な器や調度品に仕立てる。石川県輪島市など能登半島で盛んに作られてきたが、今回の地震で多数の職人が被災し、事業継続が危ぶまれている。

 こうした危機的な現状を前に、彬子さまが発起人代表となり、能登半島の職人の漆器制作活動を支援するためのクラウドファンディングが6月からスタートすることになった。

 彬子さまは、上皇さまのいと…

この記事は有料記事です。残り633文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る

上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る

2023年12月に90歳の卒寿を迎えた上皇さま。在位中、国民と同じ目線であり続ける「平成流」を大切にしました。年始の集合写真をもとに、ご一家の歩みと平成、令和を振り返ります。[もっと見る]