東アジアの安保環境、「厳しさ増している」が8割超 外務省調査

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松山紫乃
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 外務省が3月に実施した「外交に関する国内世論調査」によると、東アジアの安全保障環境が厳しさを増していると感じる人が84.2%を占めた。前年調査の90.5%よりも若干減ったものの、高水準が続いている。

 複数回答で対中外交で重視すべきだと考える点を尋ねたところ、「領海侵入などに対して強い姿勢で臨んでいくこと」が58.4%で前回に続いてトップ。「地域および国際社会の平和と安定の確保」が41.4%、東京電力福島第一原発処理水をめぐる「中国による日本産食品の輸入規制の撤廃」が24.3%と続いた。

 対米関係では何を強化してほ…

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