消防団員が放火未遂容疑で逮捕 埼玉県熊谷市が懲戒処分

浅田朋範 猪瀬明博
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 段ボールに火を付け、ごみ置き場を燃やそうとしたとして、埼玉県警熊谷署は23日、熊谷市拾六間のアルバイトの男(21)を非現住建造物等放火未遂容疑で逮捕した。男は同市消防団員で、市消防団は26日付で懲戒免職とした。

 同署によると、男は22日午後10時40分ごろ、同市のアルバイト先の飲食店で、ごみ置き場の倉庫にあった段ボールに火を付け、燃やそうとした疑いがある。容疑を認め、「仕事に不満があった」と供述しているという。

 市消防本部によると、男は団員歴1年7カ月。団員は非常勤特別職の地方公務員にあたる。牧国夫団長は「消防団員として言語道断の行為であり、到底許されるものではなく、市民の皆様に深くおわびを申し上げます」との談話を発表した。(浅田朋範、猪瀬明博)

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