和歌山の町村会、鶴保参院議員に衆院選「くら替え」出馬の留保を要請

松永和彦
[PR]

 和歌山県町村会は26日、会長の岡本章・九度山町長が自民党鶴保庸介参院議員(和歌山選挙区)に、次期衆院選の和歌山新1区への立候補の留保を要請したと発表した。鶴保氏は昨年に「くら替え」での出馬を表明している。

 23日に和歌山市内で開いた町村会の臨時理事会でこの件について話し合いがあったといい、岡本氏はその後の会見で「鶴保さんには参院に残ってもらって和歌山のためにしっかりやって欲しい」と話していた。岡本氏が東京の参院議員会館を訪ね、口頭で留保を要請したという。

 一方で町村会は、衆院新2区について、24日に自民党元幹事長の二階俊博氏の三男・伸康氏(46)に出馬を要請している。伸康氏は「関係者に相談し、意見をうかがった上で返事をしなければならない」と立候補への明言は避けた。(松永和彦)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら