子どもと本「大切なのは…」 司書が考える、本の可能性と楽しむコツ

有料記事楽問のススメ

聞き手・塩入彩

【楽問(がくもん)のススメ】

学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は図書館司書らで運営するNPO法人「ぐーぐーらいぶ」代表の北川史歩子さんです。

[PR]

 図書館司書らで運営するNPO法人「ぐーぐーらいぶ」の代表です。活動の中心となっているのが、東京都武蔵野市で開いている「ぐーぐー子ども文庫」。本を読んだり借りたり、おしゃべりしたりできる場所を運営しています。

 子ども文庫には、絵本だけではなく、親御さんが読んで楽しめる大人向けの本も用意しています。大人向けの本は、育児漫画やリラックスできるような内容の本が中心です。悩みに向き合う内容よりも、心を軽くするものに触れることで、親子がともに楽しく本と関われる場所づくりを目指しています。

 情報があふれ、信頼しうる情報にたどり着くまでが難しい時代だからこそ、司書を頼ってほしいです。司書は、情報と情報をつなぐハブ的な役割を担っているので、どう正しい情報にアプローチしていけばいいかをサポートできます。

「うちの子、本が嫌い」と聞かれたら

 ただ、「頭の良くなる本はあ…

この記事は有料記事です。残り957文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【本日23:59まで!】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら