H3ロケット3号機、6月30日打ち上げへ 「だいち4号」を搭載
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、日本の新たな基幹ロケット「H3」の3号機を、6月30日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると発表した。新型の地球観測衛星「だいち4号」を搭載する。
6月30日午後0時6分42秒~19分34秒の時間帯に打ち上げる。予備期間は7月31日まで。
H3は次世代の基幹ロケットとして開発されたが、2023年3月に初号機の打ち上げが失敗。今年2月の2号機の打ち上げは成功した。3号機の打ち上げの成否で、真価が問われることになる。
だいち4号は、14年に打ち上げられた「だいち2号」の後継。最新のレーダーを搭載し、災害時の建物被害や洪水の状況把握などに使われる。H3の2号機で打ち上げられる計画だったが、初号機の失敗で延期していた。(佐々木凌)
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- 【視点】
「H3」ロケットは年間6機の打ち上げを目指しており、JAXAとしては何としても前回の2号機に続いて成功させたいことでしょう。3号機で打ち上げる観測衛星「だいち4号」(ALOS-4)は、2014年に打ち上げた「だいち2号」の空間分解能(3m)
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