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　衆院東京15区補欠選挙に参院議員の須藤元気氏=旧立憲民主党で当選・現無所属=が立候補し、自動失職したことを受け、参院比例区の選挙会は25日、2019年参院選の旧立憲比例名簿で次点だった新顔の市井紗耶香氏（40）の繰り上げ当選を決めた。ただ、市井氏は当選辞退の意向を示しており、早ければ26日にも議員辞職する見通し。在職日数は国会議員として戦後最短の「1日」となる可能性もある。

　市井氏の参院議員としての在職期間は正式には26日から。辞職には、参院本会議での許可が必要で、直近の本会議は26日だ。市井氏が同日の本会議に辞職願を提出し、許可されれば、市井氏の在職日数は1日間。19年参院比例区で次々点だった新顔で歌手の奥村政佳氏（46）が繰り上げ当選する見込みとなっている。

　「1日だけの参院議員」が誕生するかもしれない状況は、野党の「離合集散」に遠因がある。

　市井氏はアイドルグループ「…