福島第一原発にたまる汚染水、1日80トンに減少 東電「目標達成」

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福地慶太郎
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 東京電力は25日、福島第一原発で2023年度に発生した汚染水は1日あたり約80トンで、25年に100トン以下にする目標を2年前倒しで達成したと発表した。建屋の穴をふさいだり、地面をアスファルトで覆ったりする対策の効果という。

 同原発では、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)がある建屋などに雨や地下水が入って汚染水が日々発生。くみあげた汚染水は大半の放射性物質を除去できる「多核種除去設備(ALPS(アルプス))」などに通した後にタンクで保管し、海水で希釈したうえで海に放出している。

 1日あたりの汚染水の発生量…

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