愛知・東郷町長が辞職願提出 第三者委はセクハラ・パワハラ複数認定
町職員に対するハラスメントの責任を問われていた愛知県東郷町の井俣憲治町長(57)が24日、町議長宛てに辞職願を提出したことが複数の関係者への取材でわかった。5月2日付で辞職するという。4月25日に記者会見で説明するとみられる。
問題を調査していた、弁護士でつくる町設置の第三者委員会は22日、108人の町職員に対するハラスメントを認定した、と発表。第三者委は「厳しい指導の延長線上でパワハラ発言が許されるという誤った考えがあり、ハラスメントへの理解不足が背景にある」と指摘した。
井俣町長はこれまで、不適切な発言があったことを認め、謝罪したうえで「第三者委の調査結果を待って自らの進退を明らかにしたい」と述べていた。
井俣町長は2018年5月に就任し、現在2期目。ハラスメントの被害を受けたという職員が独自のアンケートを実施し、「死ね」「殺すぞ」などという不適切な発言が昨年11月、表面化した。
その後、町は第三者委の設置とともに、臨時職員や退職した職員を含む739人にアンケートを実施。回答した582人のうち、108人が町長からハラスメントを受けたと訴えた。
第三者委の報告書によると、「育児休業を1年取ったら殺すぞ」「いつ降格してくれるの」などと違法性のあるパワハラがあり、実際に退職した職員もいたという。また、「お前らの脳みそはハトの脳みそより小さい」などと人格を否定する言動や、手術を控えた女性職員には「いつ巨乳になって帰ってくるの」といった悪質なセクハラもあったと指摘した。
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- 【視点】
東郷町が設けた第三者委員会の報告書を読むと、目を疑うような町長のハラスメント発言が続出します。時代感覚のズレというレベルではなく、人格否定と言うべきものも含め、公職者としてあるまじき発言ばかりです。「(同性愛者を示すポーズをして)こっちなの
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