東京23区中16区が「ブラックホール型」 人口増える港区も危機感

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宮野拓也 滝沢貴大 武田遼
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 民間の有識者らでつくる「人口戦略会議」が24日に公表した、将来的に消滅する可能性がある全国の自治体名。2014年の同様の分析で東京23区で唯一、「消滅の可能性」を指摘された豊島区は今回、リストから外れた。一方で豊島区を含む都内16区が、人口増加分を他の地域からの人口流入に依存し、出生率が非常に低い「ブラックホール型自治体」と分類された。全国で25自治体が挙げられたうち、17を都内自治体が占める結果となった。

豊島区は「消滅可能性」から「ブラックホール」に

 「あり得ない」

 10年前、「消滅可能性」の一報を受け、当時の高野之夫・豊島区長は危機感をあらわにした。発表後すぐに緊急対策本部を設置し、対応に乗り出す。

 若い女性に政策提言をしても…

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