学校、嫌いじゃないけど「一回やめた」 我慢していたことを思い切り

有料記事いま子どもたちは

狩野浩平
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 時折スキップしたり、メロディーを口ずさんだり。神奈川県の公立中3年のむぎたろ君(14)には、天真らんまんという言葉がよく似合う。オンラインフリースクールに参加した経緯を聞くと、満面の笑みで答えてくれた。「僕、学校やめたんです」

 学校が嫌いというわけではない。むしろ授業中に積極的に発言し過ぎてたしなめられるほど。そんな彼が学校に行き渋り始めたのは、中1の2学期ごろからだった。

 もともと作曲家になりたいという夢があった。5歳からキーボードを始め、小1の時には作曲をするように。ピアノだけでなく、デスクトップミュージック(DTM)やプログラミング、動画制作にも興味があった。

意欲たっぷり、リアルにも

 一方で、学校の勉強も手を抜…

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