第37回三島由紀夫賞・山本周五郎賞候補作 注目のデビュー作並ぶ

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 第37回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の候補作が19日発表された。三島賞の大田ステファニー歓人さんと間宮改衣さんはデビュー作が候補に入った。選考会は5月16日、東京都内で開かれる。候補は以下の通り(敬称略)。

 【三島賞】

・久栖博季「ウミガメを砕く」(「新潮」2023年6月号)

・小砂川チト「猿の戴冠(たいかん)式」(講談社)

・鈴木涼美「YUKARI」(徳間書店)

・大田ステファニー歓人「みどりいせき」(集英社)

・間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」(早川書房)

 【山本賞】

・小田雅久仁「禍」(新潮社)

・青崎有吾「地雷グリコ」(KADOKAWA)

・寺地はるな「こまどりたちが歌うなら」(集英社)

・葉真中顕「鼓動」(光文社)

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