GWの国内旅行先、伸び率ナンバーワンは「恐竜王国」のあの県

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永井啓子 長屋護
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 北陸新幹線延伸の効果はてきめん、ゴールデンウィーク(GW)の旅行先で、福井県が急浮上――。近畿日本ツーリストを運営するKNT―CTホールディングスが16日に発表したGW期間中の国内旅行先の伸び率ランキングで、福井県が前年比3.4倍でダントツ1位となった。

 ランキングは近畿日本ツーリストがGW期間中の4月26日発~5月6日着の旅行商品の販売高(4月1日時点)を前年同期と比べ、都道府県別で集計した。

 発表によると、福井県は前年同期比338%で圧倒的な伸びを見せた。2位は東京都で同193%、3位は滋賀県で同174%。富山県が同151%で9位に入った。

 福井県は、販売高による人気旅行先ランキングでも、前年の40位から27位に順位を上げた。一方、石川県は前年の9位から33位に後退した。富山県は36位(前年39位)だった。

 広報担当者は「能登半島地震の影響で石川県は(人気旅行先ランキングの)順位を落としたが、新幹線延伸を受けて北陸エリア全体の注目度は高まっている」としている。

 一方、JR西日本は北陸新幹…

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