過度な円安は「金融政策変更ありうる」植田日銀総裁
ワシントン=笠井哲也
日本銀行の植田和男総裁は18日午後(日本時間19日午前)、米ワシントンで会見し、「(円安の進行により)もし無視できない大きな影響が発生した場合は、金融政策の変更もありうる」と述べた。
18日まで2日間の日程で開かれた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議閉幕後の会見で答えた。
植田氏は足元の円安の動きが…
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- 【視点】
日銀は3月の金融政策決定会合においてマイナス金利政策の解除を決定しました。政策変更後は円高になるとの予想もありましたが、現実にはさらに円安が進んでいます。米国の金利が高止まりしていることに加え、金利引き上げ後も緩和的措置を続けるという日銀の
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